荒波を乗り越える日々。

V6(主に岡田准一)について、自分の思うままにダラダラと綴るブログです。

嵐の活動休止発表を受けてV6担当の私が思うこと。

 

 

嵐が2020年をもって活動休止という発表。

 

私の中では、嵐は日本のトップアイドルだし、辞める理由もないし、きっといつまでも続くんだろうなと思っていました。嵐だけは大丈夫なんて思ったりして。

 

でも、うん…

 

すごく驚いたし衝撃を受けたけど、嵐のコメントを聞いて少し納得した自分もいました。

 

そりゃそうだよなぁ…。こんなに何年もの間、凄まじい勢いで突っ走ってきて、多忙な日々を極めて、そりゃ少しは休憩したくもなるよなと。20年という形で休止というのはある意味良かったのかもしれない。ファンじゃない私がいうのは違うかもしれないけど。彼らが自分たちの意思で、嫌な終わり方ではなく、良い方向で休止という結論を出せてよかったなと心から思います。

 

そして、「4人でも6人でもそれは嵐じゃない」という言葉にもすごく感動しました。嵐のような誰がどう見ても順風満帆で安定しているグループの中でやめたいという人が出てきたら、普通「なんで?」ってなると思うんです。「いや、一緒に頑張ろうよ」「まだ早いよ」って。実際にはそうなっていたのかもしれないけど。でも、最終的に彼らが出した決断は、強行続行でも解散でも脱退でもなく活動休止。多数決ではなく、ひとりの想いを尊重した結果。すごく素敵なグループなんだなって思いました。人気の理由がわかった気がします。

 

 

※ここからはV6について書くので見たくない方はUターンしてください。

 

 

そして、その時に思ったのは少しV6と似てるなということ。きっとV6も誰か1人が辞めると言い出したなら、その人の意見を尊重すると思います。V6の場合は活動休止というよりは解散の可能性の方が高い気もするけど。でもきっと、誰もその人の事を責めずに、一番良い終着点を見つけて、みんなで良い方向に持って行こうとするんだろうなと。それがたとえ解散という道でも。「俺たちよくここまで頑張ったよ」って、「みんなもよくここまでついてきてくれたね」って笑いながら言ってくれそうだなって。

 

こんな時にこんな事を書くのは嵐ファンの方々に配慮のない行為かもしれないけど。でも、まだそれが現実にならずにV6として存在してくれている事が、とんでもなく幸せなことなんだなと改めて思い知らされています。嫌味や自慢なんかではなく、ただ純粋に凄いなと。

 

去年の11月で24年目に突入したV6。

 

年に数回は報道される解散説。

個人の仕事だけでもやっていけるほどの充実ぶり。

コンサートは2年に一回。

今年はあるかどうかもわからない。

6人揃っての全国ネットのレギュラー番組はなし。

CDも年に1.2回。

数ヶ月V6を見ない日なんてざらにある。

 

そんなV6が今日もV6でいてくれること。

 

すごく誇らしいなって思います。

 

誰1人欠けずに、歌って踊りながら、ここまで長く続けている現役アイドルグループはV6しかいないから。

 

年齢差は上と下で9歳あるし、芸歴差も上と下で10年あるし、なんの前触れもなく突然集められたメンバーだし、個性も性格もバラバラだし。デビュー当初は誰がここまで続くなんて思っていたかな…。

 

平和だって言われがちなV6にだってもちろんこれまで数え切れないくらい色んな事があっただろうし…言わないだけで、見せないだけで、たくさんの困難を6人で乗り越えてきたと思うんです。いつかの夜会で岡田くんが言っていた「メンバーにはたくさん迷惑をかけたと思うし、傷つけたこともあるだろうし…ほんとに色んな事があったから」という言葉や、誰かが言っていた「V6の事はV6が一番知っているから」という言葉の中に、本人たちしか知らないV6がたくさん詰まっている気がします。

 

その困難のたびにV6がV6でいる事を選び取ってくれていることが嬉しいし、それって決して簡単なことじゃないと思うんです。

 

特に、剛くんと岡田くん。

 

結成当時は誰とグループを組もうが自分がデビューできたらそれでいいと思っていた剛くん。

そんな剛くんが、

「この6人でよかったと思う」

「V6には他のグループにはないパワーがある」

「V6が嫌だったらここまで続けていない」

と言い、

 

俳優に気持ちが傾き、V6をちゃんと見れていない時期(10年にも及ぶ反抗期)があった岡田くんが、

「僕が今ここにいるのは5人のおかげ」

「メンバーの人生は自分の人生でもある」

「今ここにある結果こそが僕たちの絆」

と言い、

 

個人的にはこの2人がV6に対してこんな風に思ってくれていることが嬉しくて嬉しくて。

 

剛くんなんて言葉は悪いけど一番辞めそうじゃないですか。自分の意思を貫くというか、嫌だと思ったらすぐ切り離しそうなのに。丸23年V6のメンバーとしてそこにいる。みんなと楽しそうにウヒャウヒャと笑いながら。

 

岡田くんも、俳優だけでも十分にやっていけるほどの実力があるし、逆にアイドルをやっている事が不思議に思える立ち位置なのに。V6に戻ると末っ子の顔になってお兄ちゃんたちに甘えている。楽しそうに、嬉しそうに。

 

この2人が辞めていない時点でV6って本当に素敵なグループなんだろうなと思います。

 

長野くんは言葉に出すことは少ないけどどんな時でもV6を支え続けてくれているし、

坂本くんはV6をすごく大切にしてくれている素敵なリーダーだし、

井ノ原くん健くんは誰よりもV6を好きでいてくれている。

もちろん、剛くんだって岡田くんだってV6を大事に思ってくれている。

 

V6の仲の良さってピカイチだと思うんです。

プライベートで仲良しとか、そういうんじゃなくて。

プライベートは干渉しないけど、気にはかける。

LINEグループがあるとかないとか、

そういうのってどうでもいいんですよね。

何も言わなくても分かり合えて、

大事なことはちゃんと伝えて、

時にはみんなで盛り上がって、

くだらないことで爆笑して、

たまに連絡取り合って、

一緒にいる時間は一緒に楽しんで、

それで十分だと思うんです。

付かず離れず、ちょうどいい距離感。

そんな事より、

お互いを尊重しあって、理解しあって、

信頼しあって、支え合って、助け合って、

そういうグループが素敵なグループだと思うから。

そういうグループが本当の仲良しだと思うから。

 

そんなV6だからこそ、今、24年目を迎えているんじゃないのかなと。2020年まではV6でいる事を約束してくれているんじゃないのかなと。

 

(あれ?私さっきから同じようなこと言ってる?笑)

 

もちろん何が起こるかわからないし、いつ我が身に降りかかってもおかしくないんだけど。

 

でも、V6なら信じても大丈夫なのかな?という気にさせてくれる。信じたいと思わせてくれる。

 

「此処から」の歌詞通り、

ゆらゆらと流れていてほしい。V6のペースで。

 

 

他のグループみたいに人気が大爆発で、

冠番組がたくさんあって、

毎年コンサートやって、

年に何枚もCDを出していたら、

V6はここまで続いていない気がする。

 

あくまでV6のスタンスの話だけど。

V6はマイペースが合ってるんだなぁって思います。

 

 

ここにきて嵐の話に戻るけど。きっと、嵐は嵐でいることで無意識のうちに大きなプレッシャーを背負っているというか、もちろん楽しい場所ではあるんだろうけど、周囲の期待とか、それに伴うたくさんのお仕事だったり、色んなものが降りかかっているだろうから。嵐でいる事に負担を感じることもなくはなかったんじゃないかなって思います。

 

逆にV6は、V6でいることが一番楽というか、外のお仕事での期待値が高い分、そっちでのプレッシャーが大きいからV6に戻ると安心する。そういう感じなのかなと。いや、もちろん嵐も安心する場所だとは思うんだけど、嵐とV6とは背負ってるものの大きさが違いすぎるから。V6は実家みたいな場所で、剛くんの言葉を借りるとするならば「V6にいる時くらいは何も考えずに笑っててほしい」。これに尽きるんだろうな。集まりたいと思った時に集まる。何かしたいと思った時に集まる。そんな感じだからこそ、気を張ったりプレッシャーを感じたりせずに唯一無二の存在でいれるのかなぁって。

 

色んなグループが解散したり休止したり脱退したりして、きっとV6はそれに対して何も感じないわけがないんだけど、でも、変に気負いすぎずに、周囲に囚われずに、これからもずっとずっとV6らしく6人でゆらゆら流れていってほしいです。気だるく挨拶しながら軽く手なんか上げちゃって、ね。

 

V6にも必ずいつかはその時が来るんだろうけど、今はまだ…

 

前人未踏の25周年、盛大にお祝いしたいな。

 

V6は盛大にされても困るだろうけど。

僕たちなんかが…って言うだろうけど。

通過点ですからって言ってくれるだろうけど。

 

でも、お祝いしたい。

 

これからも見たことのない景色を見せてほしい。

一緒に見ていきたい。

 

 

だから、

 

どうか、

 

 

此処からいなくならないでね。